「エモい」の意味や使い方って?語源や具体例9パターンを解説!
UPDATE:2019.09.05

「エモい」の意味や使い方って?語源や具体例9パターンを解説!

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「エモい」という言葉を聞いたことがありますか?TwitterなどのSNSでもたまに見かけることがあるこの「エモい」という言葉。よく使っている人、使わないけど意味は知っている人、使わないし意味もわからないけど言葉自体は知っている人、全く聞いたこともないし意味もわからないという人…「エモい」という言葉については言葉自体を知っているのかどうか、意味を知っているかどうか、使っているかどうかなど、人によってかなりの違いがあるようです。

この記事ではそんな「エモい」という言葉は一体どんな意味なのか、どのようにして使うのか。更に語源や使い方の具体例をTwitterから見てみましょう。今までなんとなく「エモい」という言葉を使って来たという人は是非この記事でエモいの本当の意味や語源、使い方について知ってみてください。

そもそも「エモい」ってどんな言葉?

あなたはこの「エモい」という言葉をどんな時に目にすることが多いですか?エモいという意味は、日本語俗語辞書によればこのような認識をされているようです。

[1] エモいとは心の動揺を伴うような感情・感動を意味する英語『emotion(エモーション)』を略したものに形容詞化する接尾語『い』をつけたもので、”emotion”の意味から派生した様々な状態をあらわす言葉としても用いられる。

[2] エモいとは助平で気持ち悪い人という意味で2000年代前半にコギャルに使われた。女子高生の流行語としてTVなどで紹介されたことから、こちらの意味で一時普及した。

※2017年現在、[2]での使用は減り、[1]の意味で浸透している。

引用元:日本語俗語辞書

日本語俗語辞書には「助平で気持ち悪い人」(おそらくエロくてキモい人の略語)という意味で使われていたこともあると記載されていますが、このような意味はほとんど浸透しておらず、現在使っている人は居ないに等しいと思われます。

現代で「エモい」と言えば主に前者で、感情が揺さぶられる、心に訴えかけて来る、切ない、情緒があるというような時に使われていることが多いようです。

エモいの語源

英語のemotionから来た「エモい」という言葉ですが、この言葉が生まれたのはそもそも音楽シーンからです。音楽のジャンルの一つにエモコアと呼ばれるハードコアやパンクにルーツを持つエモーショナル・ハードコアというジャンルがあり、このようなジャンルの音楽やそれに近い音楽を指して「エモ」と言われていました。そんなエモという言葉はサブカル界やTwitterなどでも普通に使われるようになり、今に至ります。感傷的だったり情緒的だったり、言葉にすることが難しいような感情を表すのが「エモい」という言葉なのです。

ちなみにエモという音楽ジャンルの特徴としてはメロディアスで感情的、そして自分の気持ちを吐き出すような歌詞によって特徴づけられているロックの1つのスタイルのことです。この「エモ」や「ハードコア」というジャンルから発展した音楽ジャンルとして「スクリーモ」というジャンルもがあります。

エモい音楽

「エモい」という言葉が最もよく使われるのがやはり音楽に関連してではないでしょうか?「この曲エモい」などという言葉を見かけたことはありませんか?やはり「エモい」という言葉が生まれたきっかけとなった音楽シーンでは今でも頻繁に使われているようです。

音楽性にエモを含んでいると言われるバンドの中でかなり有名なのが海外ではMy Chemical Romance(マイ・ケミカル・ロマンス)。日本ではenvy(エンヴィー)が居ます。ONE OK ROCK(ワンオクロック)もエモの部分があると言われています。

エモいの具体的な使い方

以上で「エモい」という言葉の意味や語源についてはおわかりいただけたのではないでしょうか?音楽に関連して使われ始め、どんどん広く使われるようになったエモいという言葉はTwitterなどのSNSが普及されていくにつれて、音楽とは全く無関係に使われるようになりました。それでも大体は主に感情を揺さぶられる物事や出来事について使われていましたが、現在ではより自由に使われているようです。

Twitterでの「エモい」の使い方を見てみましょう。

Twitterで見るエモいの具体例9つ

ソシャゲのPVにエモさを感じているツイートです。以前のものを踏襲しているものというのはそれまでの歴史を感じることにも繋がり、過去や積み重ねてきたことに思いを馳せて「エモい」と言われることもあるようです。

美しい景色を見た時にも「エモい」が使われます。どんな景色でも「エモい」わけではなく、ただ綺麗なだけの写真ではなくどちらかというと切ない写真や心を揺さぶられるような写真に対して「エモい」と言われることがあるようです。

芸術に対しても「エモい」と使われることがあるようです。見ていると思わず「エモい」と言ってしまう絵…つまりは感情を揺さぶられる絵ということでしょうか。

レトロな場所や風景はノスタルジックさを感じさせますよね。ノスタルジックもエモに繋がるものがあるということなのかもしれません。

夏休み、海、レジャー、旅行、蝉の声、夕暮れ、暑さなどなど夏は「エモい」という感情を感じさせる出来事が多くなる時期だとされています。そんな夏の夜に友達とワイワイ飲んでいた時の一人の帰り道というのは騒がしかったのが急に静かになって、酔いも冷めてきてなんだか「エモい」気分になってしまうもの。あのなんとも言えない気持ちを感じたことがあるという人も少なくないのではないでしょうか?このように上手く言葉に出来ない感情を「エモい」と言うようです。

ファミリーっぽいイメージのあるマザー牧場で思わぬいい写真が撮れてしまったという時、マザー牧場のエモさを感じてしまったというパターンです。素敵な写真や景色はエモに繋がることが多いようです。

このように「可愛い服が買えたからエモい」という、よくわからない新しいパターンのエモいの使われ方も存在しています。

自分の自撮りのエモさを問いかけているパターンです。自撮りとエモさを結びつけるのもかなり新しい使われ方なのではないでしょうか。

「あの曲がエモい」「あのフレーズがエモい」など、音楽シーンでの定番のエモいの使われ方です。このように曲やギターソロ、フレーズに対してエモいと言われることは今でもあるようです。

意味をわからずに使っている場合も多い

Twitterではラーメンの写真にエモいと言っている人もおり、意味をよくわからずなんとなく使っている場合も多いようです。「感情を揺さぶられる」という意味で使っている人のいますが、10代の若者は「ヤバイ」という言葉に近いような意味の使い勝手の良い言葉として使っていることも少なくないようです。

まとめ

エモいという言葉の意味や語源、使い方についていかがでしたでしょうか?本来の意味からはずれて今はかなり汎用性が高くなっている「エモい」という言葉。便利な言葉でもありますが、多用しすぎると相手に全く意味が伝わらないことも考えられるため、本当に「エモい」と感じた時に使うのがいいかもしれません。

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