愛液の成分・出る仕組み・量の違いについて解説
UPDATE:2019.07.10

愛液の成分・出る仕組み・量の違いについて解説

オトナ知りたい

皆さん「愛液(あいえき)」という言葉はご存知ですか?愛液については様々な説がありますが、実は正しい知識を持っているという人はそこまで多くないのではないでしょうか?セックスの時に愛液が出なかったら彼のペニスが入らなくて痛い思いをすることになりますよね。このように愛液は女性の身体を守るという役割も果たしてくれているのです。

しかし、この愛液とはどんなものなのか、また、正式な名称や成分、どこからどうやって分泌されているのか、量の違いはどうして起こるのかなど女性でも知らないことが沢山あるのではないでしょうか?でも、女性が自分の身体について自分で正しい知識を身につけておくということはとても大切なことです。そこで今回は、そんな愛液についてまとめてみました。ちょっとでも愛液について気になるという人は是非今回ご紹介する記事をチェックしてみてくださいね。

そもそも愛液って何?

愛液は正式には「膣分泌液(ちつぶんぴつえき)」と呼ばれるもので、膣液(ちつえき)愛液(あいえき)、その他ラブジュースとも言われることがあります。(この記事内では「愛液」としてご紹介致します)

そんな愛液ですが、一体どこから分泌されているのかというと、女性の膣壁から分泌されます。無色透明でぬるぬる、ねばねばとした質感の液体です。愛液というとエッチの時に出て潤滑剤の役割を果たすものとして知られていますが、実は普段何もしていない時でも愛液が分泌されているということはご存知でしたか?膣の粘膜を湿潤に保ち、膣の自浄作用を担っているのがこの愛液なんです。愛液は実は女性の体にとってはとても大切なものだったんですね。その中でも平常時に分泌され、そして膣口から排出される膣分泌液のことを「おりもの」といいます。女性器からは他の分泌物も分泌されていますが、婦人科学者のウィリアム・ハウエル・マスターズさんによれば愛液は他の分泌物とは別に独立して分泌されていることが判明したそうです。

愛液はどんな成分なの?

普段分泌されるのとは別に、キスや愛撫などセックスの際の性的な仕組みや刺激で膣壁から顕著に分泌される愛液はいわば汗のようなもの。血液から漏れ、成分は主に血漿となっています。また、水分、ピリジン、スクワレン、尿素、酢酸、乳酸、アルコール、グリコール、ケトン、アルデヒドも含んでいます。通常は愛液は透明で、色や手触り、におい、粘度については病気の有無や月経周期、食事、性的興奮などで変わることもあるようです。

通常phは3.8ー4.5の弱酸性で性感染症によっては酸性に変化することもあります。(男性に精液のphは7.2ー8.0)愛液にはアルカリ性よりである精液が支給に届きやすくするという役割もあるとされており、女性がより妊娠しやすくなるようにする働きも果たしています。そのため、愛液が多く分泌されるほど妊娠の確率がアップするとも言われています。

また、バルトリン腺液、スキーン腺液、子宮頚管粘液など他の分泌物とも混ざり合うことが通常です。子宮頚管粘液は粘度があり、白色をしており排卵日前後にはさらに粘度が強くなります。

愛液の変化については、妊娠、授乳期、更年期、加齢、糖尿病などの病気など、様々な生活上の出来事や体調などで変化します。更に、市販の抗ヒスタミン薬など特定の薬を使うことでも、愛液が抑制される場合があるとされています。抗コリン性がある薬や交感神経興奮薬は膣粘膜が乾くという効果があり、このような成分はアレルギー、心臓血管障害、精神疾患など様々な薬に含まれていることが知られています。

愛液で濡れる仕組みって?

一体どんな仕組み愛が分泌されるでしょうか?セックスの時に身体を触られたりキスをされたり、このような性的刺激によっても愛液は分泌されますが、それだけでなくエッチな妄想をした時にも愛液が分泌されることがわかっています。

また、性的刺激や性的な妄想がなくても、物理的な刺激が加わることで条件反射的に愛液が分泌されるということがわかっています。一体これはどうしてだと思いますか?それは、膣内に異物が挿入された時に身体を守るための防御反応なんです。このように、愛液は様々な効果を果たしているということがわかっていただけたと思います。

愛液の量はホルモンバランスやその時の体調に寄っても変化することがあります。しかし、基本的には刺激や性的興奮によって性器周辺の血行が良くなり、血管が拡張され、その結果、血漿成分がしみだしてきて愛液となり濡れてくるという仕組みです。はっきりしたことはわかっていませんが、このような仕組みで愛液が分泌されていることを考えると、血行が良い人の方が血行が悪い人よりも愛液が分泌されやすいのかもしれません。

愛液は味や色が変化する?

「本気で感じていると愛液が白くなる」って聞いたことがありませんか?実はそれはただの俗説です。挿入を繰り返したことによって起こった摩擦で愛液が泡立ち、白っぽく見えるたり、脂肪分が増すことからそのように言われるようになったようです。

愛液を舐めてみると、ちょっとしょっぱいと感じる場合があるでしょう。愛液は汗のようなものだと上でもご紹介しましたが、汗も舐めるとしょっぱいですよね。

「愛液を舐めて酸っぱい時は女性は本当は感じていない」という説もあります。これは、膣内は通常酸性ですが、女性が快感を感じている時に膣壁から分泌される愛液はアルカリ性だからなのです。まだ感じていない通常の時の愛液は酸性だからすっぱく、感じている時の愛液はアルカリ性なので苦味を感じるようになると言われています。つまり、愛液の色については俗説ですが愛液の味については事実ということ。彼がこのことを知っているのなら、あまりあからさまな演技はしない方がいいかもしれませんね。

それにしても愛液はエッチの最中に色や成分、そして味まで変化するなんてスゴイですよね。愛液はまさに女体の神秘とも言えるかもしれません。

愛液の量の変化は何が関係しているの?

セックスした時の相手によって「あれ?今日はあんまり濡れていないな」など、愛液の量に変化を感じたことがあるという人もいるかもしれません。実は、セックスの相手によってもその量は変化する仕組みになると言われているんです。とっても大好きで、この人とセックスしたい!と思っている人とセックスした時と、全然セックスしたくない人といやいやセックスするのでは愛液の出る量が全く変わってくるんです。

大好きな人とのセックスでは愛情を感じているのでより気持ちも高まって、快感も感じやすくなりますよね。そのため、愛液は通常よりも大量に分泌されます。

愛液が分泌されると妊娠しやすくなる

愛液が多くなるとどんな事が起こるかというと、彼氏のペニスをスムーズに挿入できるようになります。精液というのはアルカリ性よりなので、愛液に助けられ子宮に精液が届きやすくなります。そのため、より妊娠の確率がアップするのです。膣内の酸性度を低下させる働きのある愛液は沢山分泌されればされるほど、アルカリ性の精液が子宮に届きやすくなるため、妊娠しやすくなるのです。

愛液が増えるとイキやすくなる

「大好きな人とセックスをすると沢山濡れる(愛液)が出る」なんていいますよね。これは実はいい加減な説でもなんでもなく、紛れもない事実なんです。性的興奮はもちろんのこと、大好きな人とするセックスということで心も満たされてます。だからこそ愛液がいっぱい分泌されることになるのです。愛液が大量に分泌されれば挿入もスムーズになるため、大好きな相手どのセックスの方がイキやすくなる(オーガズムを迎えやすくなる)と言えるかもしれません。

ちなみに、女性がセックス中することがある潮吹き。イメージではオーガズムに達している時に潮吹きをすると思われていますが、実はオーガズムと関係なく起こることもあります。潮吹きではおしっこを漏らしたんじゃないかというほど大量の愛液が溢れますよね。このような潮吹きで出る愛液はスキーン腺液(Gスポット分泌液)とも言われており、尿道から噴出しています。しかし尿とは異なっており、色は無色透明か乳白色。粘り気があるという場合が多くなっています。

防御反応としても愛液は分泌される

愛液はセックスしたくない時でも身体を守るために、仕方なく分泌されることもあります。セックスをしたくない時にするセックス、嫌いな相手とのセックスでは自分の意思や快感とは無関係に愛液が分泌されることもあります。これは身体が身体を守るための防御反応のとして、膣内を傷つけることがないように愛液が分泌されているんです。そのため、レイプされた時でも意思と反して女性の身体からは愛液が出るということがわかっています。つまり「濡れているんだからセックスは合意の上だ」なんて主張は通用しないということです。

愛液の個人差について

愛液は個人差がかなりあります。実は、愛液が多い人の場合、なんと100ccも出る人がいるんだとか。そんなに沢山愛液が出るという人はきっと血行も相当良いに違いありません。愛液が少なくて困っているという人は血液をサラサラにして冷え性を改善し、血行を良くするということから実践してみてもいいかもしれませんね。汗っかきの人は愛液の量が多いという説もあります。

また、女性の体質によってその粘度や色、匂いにも個人差があり、濡れやすい体質の女性もいれば濡れにくい体質の女性も居ます。体臭とも関連していると言われており、体臭がきつめという人の場合、愛液の臭いもきつくなる傾向があります。更に、愛液の匂いは生理前など、時期によっても異なります。

まとめ

愛液について、いかがだったでしょうか?セックスの時に分泌されて潤滑剤の役割を果たしていただけじゃなく、快感を高める効果や妊娠確率をアップさせるこうか、身体を守る効果もあったなんてびっくりですよね。正しい知識を身につけて彼とのセックスをよりよりものにしましょう!

オトナ知りたい